高原学校の思い出(広報委員会6年生)
6月15日から、2泊3日の高原学校に行きました。コロナウィルスの感染対策で、例年より1泊少ない行程でしたが3年ぶりに実施することができました。その中のいくつかの思い出をご紹介いたします。
まず1日目に日光東照宮へ行き、ガイドさんのお話を聞きながら回りました。陽明門は2017年に44年ぶりに修理が行われたため、とても綺麗でした。多くの動物の彫刻があり、想像の象や三猿、眠り猫が彫られていました。ガイドさんのお話を聞くと、想像の象は当時の日本にいなかったため、人に聞いた話をもとに想像して彫ったと知り、驚きました。スカイツリーにも採用されている心柱の技術が五重の塔に取り入れられていたり、15個の石を組み合わせて造られた石鳥居があったりするなど、地震対策をしている事を教えていただきました。お昼ご飯には名物の湯葉をいただきました。とてもおいしかったです。
2日目、楽しみにしていた尾瀬のハイキングへ行きました。尾瀬の看板の奥へ進むと、そこには壮大な自然が広がっていました。たくさんのきれいなミズバショウが咲いていて、まるで私たちを歓迎してくれているようでした。今年は例年に比べて特にミズバショウの量が多かったようです。ミズバショウ以外にもたくさんの植物がありましたが、特に心に残ったのは、シラネアオイです。それは青いきれいな花で、鹿が食べるのを阻止するために電気柵に囲まれていました。尾瀬では普段過ごしている都会とは全く違う、豊かな自然を感じることができました。
その日の夜、丸沼の湖畔でキャンプファイヤーを行いました。レクリエーション係の方々が一生懸命考えて楽しめるように準備してくださったおかげで、大きな炎を囲んでお友達と楽しく遊ぶことができました。特に心に残ったのは、キャンドルを持ってみんなで「友達はいいもんだ」を歌ったことです。友達との友情を深める良い機会にもなりました。
最終日は、白根魚苑でニジマスの掴み取りや、ニジマスの餌やりをしました。初めは、水の冷たさや素早く泳ぐニジマスに驚いていたけれど、だんだん慣れてきて、たくさんつかまえることができるようになりました。友達と協力してつかまえたり、一度に2匹つかまえたりしている人もいて東京では体験できない貴重な経験ができたと思います。そして、昼ごはんにはニジマスの塩焼きを美味しくいただきました。
小学校生活最初で最後の宿泊行事でしたが、奥日光と尾瀬で過ごした3日間を通して、友達とたくさんの思い出を作ることができました。高原学校中、私達が安全に過ごせるように配慮してくださった先生方や関係者の皆様に感謝したいと思います。