白百合学園小学校の講堂(広報委員の記事)
私たち白百合生は、ミサや音楽会、入学式や卒業式などで講堂を使います。しかし、そのような行事以外ではなかなか講堂に行くことがありません。そこで、5年菊組と6年梅組の広報委員は、講堂の調査をすることにしました。
【舞台】
講堂は2階席まであり、約1200人が座ることのできる客席があります。私たち小学生が講堂を使う時は、各学年で座る席の場所が決まっています。2階席は、1階席だけでは人が座りきれないような大きな行事の時に使われます。入り口は前方に2つ、後方に2つあり、どちらにも防音効果のあるドアが付いています。
【立て看板室】
入学式、卒業式の看板や案内板など、行事の時に使われる看板を保管している部屋です。
【大工室】
物の修理、メンテナンスなどをする工具がしまってある部屋です。講堂担当のおじさまが文化祭などの行事で使う道具を作ったり、修理したりしてくださるのもこの部屋です。いつ何が起きても対応できるようにたくさんの道具が並んでいました。
【楽屋】
プロの役者さんが使う部屋と同じ作りをしています。楽屋にいても自分の出番が分かるようにスピーカーが設置されていて、他にも様々な工夫を発見しました。私たち広報委員も鏡の前に座ってみました。女優さんになった気分になりました。
【調整室】
舞台の照明や音響を調整する部屋です。たくさんのボタンとスイッチがあって、それぞれ役割が違います。劇などを上演する時は、舞台袖で幕を上げ下げする担当の人と電話で連絡を取り合うこともあります。
【投光室】
投光室は舞台に照明を当てるための部屋です。2階客席の左右にあります。この部屋は10人ほどが入れる小さな部屋ですが、聖劇に使う羊や陶器などの小道具が置いてあります。
【感想】
実際に調査をしてみて、私たちの知らない部屋がたくさんあることに驚きました。また、一つひとつの行事がたくさんの方々に支えられてできていることも分かりました。私たちのためにたくさんの場所を案内してくださった田口さん、本当にありがとうございました!